お金って何?貝ガラから仮想通貨へ


2017年4月、私はコインチェックという仮想通過取引所のアプリをダウンロードしてアカウントを取得した。

もちろん、ビットコインで一獲千金を狙うためであった。

その時、ビットコインの価格は6万円、その他のアルトコインと呼ばれるリップルやネムといったコインは0.6円ほどだったと記憶しています。

ビットコインは10円くらいと思っていた私は不覚にも次のように思ってしまった。

『しまった!遅すぎた!もう天井じゃないか?』

そう思った私はそのままそのアカウントを放置して、ビットコインの事は忘れてしまっていました。

そして、4ヶ月後の8月に何気なくたまたま見たコインチェックアプリはなんとビットコイン60万円、リップル20円の価格を表示していた。

『違う!これは天井なんかじゃない!まだまだ上昇の途中なんだ!』

そう確信した私はコインチェックにその時自由になる10万円を直ちに入金して5銘柄を2万ずつ購入したのだった。

(つづく)

貨幣と紙幣?

原始の時代、物々交換に代わるものとして発明されたのがお金だった事は容易に想像がつきます。

誰にとっても価値があり、持ち運べて、保存できるような物が交換の仲介としてのお金のルーツです。

様々な物がお金となっていたようです。貝殻、矢じり、塩、布、などです。

特に貝は現在でもお金に関連する漢字に貝という字が入っている事からもわかるとおり中国では長く使われていたようです。

そして、おカネは金・銀・銅などの金属となります。

おカネの量は、どれだけ金(銀・銅)が発見されるかにかかっていました。

そして、交換価値の尺度となる、重量や純度が一定の鋳貨(コイン)は、権威と信用のある国王(政府)が造る権利を持っていました。

貨幣発行権とは、つまり「誰にどれだけおカネを分配するか」を決める権利です。

自分がそれを決められる権利を持った時のことを想像してみてください。

どれだけ大きな権力を持つことができるか、想像できるでしょう。

人々は取引きの時に、その対価に相当する鋳貨を支払っていました。
なかでも、最も価値の高いおカネは金貨でした。

当時のお金持ちは、金貨を空き巣や強盗から守るために、立派な金庫を持つ金細工師や両替商に、そのおカネを預けていました。

仮に、この金庫を持つ金細工師をゴールドマンさんとします。ゴールドマンさんは、金貨と引き換えに預り証を渡し、保管のための手数料をもらっていました。

金貨を預けていたお金持ちのAさんは、何かを購入するときにゴールドマンさんに預り証を渡し、引き出した金貨で支払いをします。

その代金を受け取ったBさんも、空き巣や強盗に入られると困るので、やはり金庫を持つゴールドマンさんに金貨を預け、預り証を受け取ります。

それならば、わざわざAさんはゴールドマンさんから金貨を引き出さなくても、直接Bさんに預り証を渡せば、結果的には同じ事になります。

次第に人々は金貨を使って取引きするより、預り証を使って決済する方が便利で安全であることに気づき、その預り証が通貨(紙幣)の役割を持つことになります。

銀行業の秘密を暴く

こうして人々が紙幣で取引きし始めると、ゴールドマンさんの金庫の中にある金貨は眠ったままになります。

「もし預金者全員が一度に金貨を引き出しに来なければ、この金貨を担保に紙幣を発行してもよいのではないか」そう考えた狡賢いゴールドマンさんは、お金に困っている人に紙幣を貸出し、その貸出し料として利子を受け取るというビジネスを始めたのです。

こうして近代式の銀行業が始まりました。

この時から、おカネは銀行から融資を受けた時に創られる(=信用創造)ようになったのです。

よく考えてみれば、預かっている金貨はゴールドマンさんのおカネではありませんし、勝手にそれを元手として貸し出しているのですから、これは横領であり、詐欺的行為です。

しかし、その方法は秘密裏にされていたために批難されることはありませんでした。

ただ、ごくたまに困ったことが起きました。

何らかの理由で顧客が多額の預り証を持ち込んできて、預けていた大量の金貨の返却を求めるときです。

実際ある金貨以上の紙幣を発行しているわけですから、顧客の求めに応じられません。

そういう時には、同業者が秘密の連係プレーで協力し、金貨を融通し合いました。

銀行家たちの手から一時的に離れた金貨も、結局は廻り回って銀行家たちに帰ってくるのですから心配ありません。

このような大掛かりな詐欺的行為がバレないためにも、銀行業者の秘密性はさらに高まっていきました。

国家は銀行より下にある?

かくして銀行家カルテルは物質的な金に囚われることなく自らおカネを創り出し、それを誰にどれだけ分配するか決める権限を持ったのです。

このようにおカネの主流が、銀行が発券する紙幣に変わっていくと、これまでのように国家がお金をコントロールすることができなくなりました。

ヨーロッパの君主たちは、お人好しにも、銀行家は大量の金を持っているのだと信じたのです。

そして、国家がおカネを必要とし、しかし税収をもう上げられないとなると、銀行家から借りるしかないとなりました。

「借りる者は貸す人の奴隷となる」(旧約聖書)

こうして次々と“国家に対して貸付ける”ことによって、ロスチャイルド家は絶大な影響力を手に入れるようになったのです。

1815年、ロスチャイルド家はイングランド銀行を支配下に置き、英国の通貨発行権と管理権を手中に収めました。

1913年には米国に連邦準備制度(FRB)を設立し、米国の通貨発行権と管理権を手中に収めています。 

21世紀初頭、ロスチャイルド家が中央銀行の所有権を持っていない国は、全世界でアフガニスタン、イラク、イラン、北朝鮮、スーダン、キューバ、リビアの七ヵ国だけでした。

その後、アフガニスタンそしてイラクに対する米国の侵攻により、現在では残り僅か五ヵ国のみになっています。

そして、当然ですが日本の日銀も例外ではないのです

今日はここまで。

またお会いしましょう。

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